「ニューカレドニアって英語通じますよね?」——残念ながら、ほぼ通じません。ホテルのフロントやツアーガイドを除けば、日常の言語はフランス語です。レストランのメニュー、バスの案内、スーパーの表示、すべてフランス語。でも安心してください。いくつかのフレーズを覚えておくだけで、旅はぐっと楽になります。
このページのフランス語はすべてカタカナの読み方付き。完璧な発音でなくても、フランス語で話しかけるだけで現地の人の表情が変わります。彼らにとって「自分の言語で話しかけてくれること」は、最高の敬意なのです。
基本のあいさつ
Bonjour
ボンジュール
こんにちは(午前〜午後)。店に入る時も必ず言う。これが最も大切な一語。
Bonsoir
ボンソワール
こんばんは(夕方以降)。レストランに入る時はこちら。
Au revoir
オルヴォワール
さようなら。店を出る時、タクシーを降りる時に。
Merci / Merci beaucoup
メルスィ / メルスィ ボクー
ありがとう / どうもありがとう。
S'il vous plaît
スィル ヴ プレ
お願いします。注文時や依頼時に文末に添える。
Excusez-moi
エクスキュゼ モワ
すみません(声をかける時、通路を通りたい時)。
Pardon
パルドン
ごめんなさい / すみません(軽い謝罪や聞き返し)。
フランス文化の鉄則
店やレストランに入ったら必ず「Bonjour」。これを言わずにいきなり注文すると、非常に失礼だと感じられます。逆に言えば、Bonjourさえ言えれば第一印象は大丈夫。
レストラン・カフェで
Une table pour deux, s'il vous plaît.
ユンヌ ターブル プール ドゥ、スィル ヴ プレ
2名でお願いします。数字を変えればOK(trois=3, quatre=4)。
La carte, s'il vous plaît.
ラ カルト、スィル ヴ プレ
メニューをお願いします。
Je voudrais ça.
ジュ ヴドレ サ
これをお願いします(メニューを指さしながら)。最も使える万能フレーズ。
L'addition, s'il vous plaît.
ラディスィヨン、スィル ヴ プレ
お会計をお願いします。フランス式ではテーブルで支払い。
C'était délicieux !
セテ デリスィユー!
おいしかったです!シェフが喜びます。
買い物・マルシェで
C'est combien ?
セ コンビヤン?
いくらですか?
Je prends celui-ci / celle-ci.
ジュ プラン スリュイスィ / セルスィ
これにします(指さしながら)。
Vous acceptez la carte ?
ヴ ザクセプテ ラ カルト?
カード使えますか?マルシェでは現金が基本。
Un sac, s'il vous plaît.
アン サック、スィル ヴ プレ
袋をください。エコバッグ持参が推奨。
ホテル・移動で
J'ai une réservation au nom de...
ジェ ユンヌ レゼルヴァスィヨン オ ノン ドゥ…
…の名前で予約があります。
Où sont les toilettes ?
ウ ソン レ トワレット?
トイレはどこですか?旅で一番使う質問かもしれません。
Je voudrais aller à l'Anse Vata.
ジュ ヴドレ アレ ア ランスヴァタ
アンスヴァタに行きたいのですが。場所名を入れ替えて使える。
C'est loin d'ici ?
セ ロワン ディスィ?
ここから遠いですか?
困った時・緊急時
Aidez-moi, s'il vous plaît !
エデ モワ、スィル ヴ プレ!
助けてください!
Je suis perdu(e).
ジュ スュイ ペルデュ
道に迷いました。
Je ne parle pas français.
ジュ ヌ パルル パ フランセ
フランス語は話せません。…と言うとたいてい優しくしてもらえます。
Vous parlez anglais ?
ヴ パルレ アングレ?
英語を話しますか?ダメ元で聞いてみる価値はある。
Appelez une ambulance / la police !
アプレ ユンヌ アンビュランス / ラ ポリス!
救急車 / 警察を呼んでください!緊急番号は15(SAMU)または17(警察)。
ニューカレドニア独特の表現
フランス本土のフランス語とは少し異なる、ニューカレドニアならではの表現もあります。
On va manger un bougna ?
オン ヴァ マンジェ アン ブーニャ?
ブーニャを食べに行こう。カナック伝統の蒸し焼き料理。
C'est la coutume.
セ ラ クチューム
それがクチューム(慣習・礼儀)だよ。カナック文化で非常に重要な概念。
On va à la brousse.
オン ヴァ ア ラ ブルッス
ブルッス(田舎/ブッシュ)に行こう。ヌメア以外の地方のこと。
Faire un tour au marché.
フェール アン トゥール オ マルシェ
マルシェ(市場)をぶらつく。週末のヌメアの定番。
数字 — 会計時に必須
買い物やレストランで金額を聞き取るために、数字は覚えておきましょう。XPF(フラン)の金額でよく出てくる数字を中心に。
1=un / 2=deux / 3=trois / 4=quatre / 5=cinq
アン / ドゥ / トロワ / キャトル / サンク
1〜5
10=dix / 20=vingt / 50=cinquante / 100=cent
ディス / ヴァン / サンコーント / ソン
10, 20, 50, 100
500=cinq cents / 1000=mille / 2000=deux mille
サン ソン / ミル / ドゥ ミル
500, 1000, 2000。カフェが500〜800 XPF、食事が2000〜4000 XPF程度。
スマホでなんとかなる?
Google翻訳やDeepLのアプリがあれば、テキスト翻訳やカメラ翻訳でメニューの読解は可能です。ただし音声翻訳はインターネット接続が必要で、離島ではWi-Fiが不安定な場所も多いため、オフライン辞書をダウンロードしておくことを強くおすすめします。
それでも、画面を見せて会話するより、拙くてもフランス語で一言話しかけた方が、ずっと心の距離が縮まります。完璧である必要はありません。「Bonjour」と「Merci」だけで、旅の景色は変わります。