明治〜大正期の日本人移民
19世紀末から20世紀初頭にかけて、ニッケル鉱山の労働力として多くの日本人がニューカレドニアに渡りました。契約労働者として過酷な環境で働いた彼らの多くは、契約終了後も現地に残り、家族を築きました。
その子孫である日系ニューカレドニア人は現在も暮らしており、ヌメアの日本人墓地にはその歴史が刻まれています。
「天国にいちばん近い島」
1966年に出版された森村桂の旅行記『天国にいちばん近い島』は、日本におけるニューカレドニアのイメージを決定づけました。1984年には映画化もされ、日本人旅行者が急増。ウベア島はこの作品の舞台として今も知られています。
経済的なつながり
日本はニューカレドニアのニッケル鉱石の主要輸入国のひとつです。ステンレス鋼や電気自動車のバッテリーに不可欠なニッケルを通じて、両地域は経済的に深く結びついています。
在ヌメア日本領事事務所
2023年1月、ヌメアに在ヌメア日本国領事事務所が開設されました。在留邦人の支援や、両地域の交流促進を目的としています。以前はシドニーの日本総領事館が管轄していましたが、独自の拠点ができたことで、より迅速な対応が可能になりました。
現地からのひとこと
ヌメアのマルシェで買い物をしていると、「日本人?」と声をかけられることがあります。日系の方が「おばあちゃんが日本人だった」と教えてくれることも。歴史が今も息づいている、不思議な感覚です。